富士デベロプメント会社紹介

配合飼料の原料、輸入牧草など全てが価格高騰するなか、我が国の方針も、今までの方針を180度方向転換して、自給飼料向上への取り組みが行われてきました。

 

この耕畜連携制度のなかで、飼料イネ発酵飼料(WCS)の勉強会や情報交換会は各地区で開催されて、弊社も千葉、茨城で開催された講習会に出席させて頂きました。

 

そのなかでよく言われていたのは、「乳酸発酵がうまくいかない。」「ロールベールだと中小の酪農家では、長期保存が難しいこと、給餌の際にわらが長いために手間がかかって不便だ。」などの話がありました。

 

自給率の向上、稲わらの有効性などは昭和40年代から言われていて、それ以前から弊社もその給餌技術開発に参画して、昭和57年には、「稲ワラ酪農法の理論と実際」という本が、日本畜産振興会から出版されています。

 

新しい分析技術の発達、飼養管理技術の発達と一概には言えませんが、歴史は繰り返されています。

 

弊社としても、そのときに行った給餌基礎研究の成果として発酵基礎飼料を今回ご紹介し、活用していただければ、幸いです。

 

このものは、1)品質、2)嗜好性、3)保存性(通年給餌・備蓄)、4)安価であることを基本としているため、一部の粗飼料、配合飼料の代替え利用としては間違いないものと確信します。